スパークリングワインの紹介
今もなお、定評あるシャルマ方式を守り、フレッシュで泡立ちの良いスパークリングワインを造っています。



Cinzano
リキュール・ド・ティラージュ
酵母の種類や発酵させたブドウの果汁の量が異なるベースワインに、リキュール・ド・ティラージュと呼ばれる砂糖ベースのシロップを加えるのが製造の最初のステップです。 モスカートのようなブドウ品種では(すでに糖度が非常に高いため)シロップは必要ありませんが、よりドライなスパークリングワインを造るためには欠かせません。 さらに、ブドウ本来の香りをワインに残すことが重要であるため、二次発酵の開始に最も適した酵母菌のみを添加します。

発酵
アロマの豊かさは、二次発酵によって保たれます。二次発酵は14℃から18℃、多くの場合はさらに低い温度で厳密に管理されますが、これはワインの主な特徴を形成するアロマを失わないようにするためで、約1ヶ月間続きます。
酵母がワインに残る期間は、ブドウの品種や的確な判断によって決まります。 甘口やアロマが豊かなワインは、酵母を加えてから長く置いておく必要はありませんが、辛口のワインは数ヶ月間の発酵が必要な場合もあります。 この期間が短いほど、酸度が高くなるため、よりフレッシュで 発泡性の高いワインとなり、これらの要素が ワインの甘さのバランスに貢献することになります。

ろ過
液体がろ過や冷却を通過する際に、沈殿物(発酵後の酵母の残骸)が除去されます。 Astiの場合は、濾過によって酵母を除去して発酵を止めるため、甘みが保たれ、自然にワインに糖分が残ります。

ボトリング&ドサージュ
発酵タンクで泡立ちが冷えた後、オートクレーブ内の圧力をボトルに伝えるアイソバリックマシンを使って丁寧にボトリングし、私たちのスパークリングワインの特徴である豊かなアロマを保ちます。

きらめく完成度
その結果、Cinzanoのスパークリングワインのすべてのボトルには、何世紀にもわたる知識と愛情を、味と香りのシンフォニーに変えるプロセスの産物が詰められているのです。